plus-f 札場谷工房 yasuko fujino

札場谷工房 plus-fの活動を発信しています

タツ針を増やしました〜

久しぶりにタツ針をさす作業をしました。

600口ジャガード、100本ほど足さないといけないのですが、機の上はやっぱり怖いです。

もうこんな作業する年齢ではないと思います。

間違えないように1本ずつ丁寧に!とりあえず全部足し終えました。

次は新調した綜絖を吊ります。

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個展始まりました!

京都ギャラリーギャラリーで個展です。

個展のテーマは「動く庭」。

「完成するやいなや、人間が築き上げたものは後戻りできない変質のプロセスに入っていく。それは進化に適していないので、遅かれ早かれ崩れていかざるをえない。反対に、自然は決して完成しない。自然は暴風雨に晒され、火がもたらす灰を解釈し、その都度新しい、激変する基盤の上で生のプロセスを創出する。」

 作品の機になったのは、Gilles Clement著の「動いている庭」です。特に荒地に関する記述に惹かれました。ヒトの構築物がない部分は、生命で満たされ、常に動いている。植物による土地奪還のダイナミズムと、構築物への依存について考えながら、庭師のような心持ちで作品を制作しました。

※ 動いている庭 ジル・クレマン 山内朋樹訳 みすず書房
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試し織から猛ダッシュ!

間に合うかな?間に合わないかな?

って、いくつになっても同じことやってますよ。

試し織に時間かかりますから、自分にゴーサインが出れば、あとは全力疾走。

間に合うかな?間に合わそ……

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久しぶりのタペストリー

長らく織っていなかったタペストリー。最近はずっといろいろジャカード機で遊んでいたので。まともな大きさ、結構な労働ですね。作品も、重いのとか、でかいのとか、時間かかるのとか、細かすぎるのとか、無意識に避けてる気がします。

織物は楽しい。タペストリーは今日エジンバラに旅立ちました。

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