綜絖
春爛漫の札場谷工房。毎日の作業もゆっくり丁寧に。最近うっかり間違いが増えてる気がしますので、着実に確認しながら綜絖を吊りました。
個展始まりました!
京都ギャラリーギャラリーで個展です。
個展のテーマは「動く庭」。
「完成するやいなや、人間が築き上げたものは後戻りできない変質のプロセスに入っていく。それは進化に適していないので、遅かれ早かれ崩れていかざるをえない。反対に、自然は決して完成しない。自然は暴風雨に晒され、火がもたらす灰を解釈し、その都度新しい、激変する基盤の上で生のプロセスを創出する。」
作品の機になったのは、Gilles Clement著の「動いている庭」です。特に荒地に関する記述に惹かれました。ヒトの構築物がない部分は、生命で満たされ、常に動いている。植物による土地奪還のダイナミズムと、構築物への依存について考えながら、庭師のような心持ちで作品を制作しました。
※ 動いている庭 ジル・クレマン 山内朋樹訳 みすず書房
試し織から猛ダッシュ!
間に合うかな?間に合わないかな?
って、いくつになっても同じことやってますよ。
試し織に時間かかりますから、自分にゴーサインが出れば、あとは全力疾走。
間に合うかな?間に合わそ……